鹿児島県テニス協会で不適切会計 元理事の50代高校教師が着服の疑い

鹿児島県テニス協会で不適切会計 元理事の50代高校教師が着服の疑い
鹿児島ニュースKTS 2023/7/18(火) 19:47配信

鹿児島県テニス協会の理事だった高校教師が、大会運営の謝礼金を支払ったかのように装い、着服していた疑いがあることが分かりました。

県テニス協会によりますと、不適切な会計を行った疑いがもたれているのは、県テニス協会の元理事の50代男性の高校教師です。

協会では、主催する高校生大会で運営を手伝った生徒や教師に対し、謝礼金や会場までの交通費として1回あたり500円から数千円を支払っていました。

しかし、男性教師はこれらの謝金や交通費を全額、あるいは一部支払っていなかったにもかかわらず、満額を支払ったかのように会計処理をしていた疑いがあるということです。

男性教師は2014年6月から2023年3月末まで県テニス協会の理事を務め、当時は1人で会計を担当していたとみられ、不適切会計の総額は数十万円から数百万円に上るとみられています。

男性教師は協会の調査に対し「支払わなかった金はテニスコートの利用料など選手の強化費に充てた」などと話し、私的な流用を否定しています。

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